最近は、子どもの習い事について悩んでます。
娘たちは、幼児期からピアノを習っています。
これから先もピアノを続けるのであれば、アップライトピアノを購入し、環境を整えてあげたい。
そんな気持ちがふつふつと湧いてきました。
しかし、我が家にとって簡単に購入できないお値段の楽器である上に、リビングに置くとそれなりの存在感が出てしまいます。
これから先も、練習を続けてくれるだろうか。
数年後、不要な代物にならないだろうか。
私はピアノを弾くことができないので、娘たちが弾かなくなれば、置物と化してしまいます。
そのリスクを負ってまで、ピアノを続けるべきだろうか。
考えても考えても堂々巡りで、答えが出ませんでした。

答えを出そうとすると煮詰まるだけなので、問いを変えてみることにしました。
「ピアノを買うかどうか。」という剛速球ではなく、「子ども達に対して私ができるサポートは何か。」というふわっとしたカーブを投げてみることにしたのです。
すると、前者の剛速球に対しては「・・・・(無言)。」という回答しかできなかった胸の内から、「子ども達が好きなことをサポートしてあげたい。」という言葉が出てきました。
どうやら、自分に対してかなり受け取りにくいボールを投げつけていたようなのです。
答えが出ないなら、答えやすい問いに変換すれば良いですね。
二つ返事でピアノを購入することはできないけれど、「子どもがピアノと向き合うサポート」であれば、他にも選択肢が存在します。
長い目で見れば、我が家にとって今すぐ実践できる小さな一歩からスタートしても、決して遠回りではないはずです。
今の私にできることを整理して、最終的には、①ピアノの購入については保留する、②代わりに現在の電子ピアノでの練習に毎日伴走する、ことにしました。
我が家にとって実現可能性の高い、「毎日電子ピアノで練習する」という目標をクリアできれば、将来的にアップライトピアノの購入を検討したいと思います。
さて、今回悩みから抜け出すために、次の方法を試してみました。
- 「問い」の角度を変える。
- 「踏み出せない大きなステップ」から「簡単にできる小さなステップ」に分解する。
- 最終的に、覚悟を決めるタイミングを決めておく。(腹をくくっておく。)
近い将来、「大きなステップ」を決断するタイミングがやって来るかと思いますが、その時には、今のように大きくは感じないはずです。
何週間かこの問いで悩んでいたのですが(汗)、やっと筋道を整理することができました。
悩んだとき、皆さまはどんな方法で思考を整理されていらっしゃいますか?
お読みいただきありがとうございました。