はじめましての方から、「金治さんのようになりたいです!」と有り難いお言葉をいただきました。
とても嬉しかったのですが、決して憧れられるような生活はできておらず、様々なことに目をつぶってきました。(汗)
最近やっと日常生活を見直したので、今日はその話題について書いてみたいと思います。

30代後半になってから、疲れが取れにくくなりました。
平日仕事が立て込んだ週は土日に身体が動かず、散らかった部屋の片付けだけで休日が終わってしまう、ということが続いた期間がありました。
「本当は家族と一緒に元気に過ごしたい。」
「週末は掃除に時間を割くよりも、家族との思い出をつくりたい。」
年齢を重ね、体力の衰えを感じるとともに課題意識は強くなり、奇しくもコロナ禍中に入ってようやく、日々の習慣を見直すことにしたのです。
①毎朝リビングの掃除機をかけてみた。
「できれば毎日きれいな部屋で過ごしたい。」
育児休業から復帰後、ずっとそう思ってきました。
けれど現実は、毎朝子ども達の身支度などで手一杯で、心身ともにゆとりがありませんでした。
いつからか、平日に散らかったリビングを土日にまとめて片付けるという流れが習慣になっていました。
ところがある日、友人から「毎朝掃除機をかけたら気持ちが良いよ。」と聞き、私の心に火が付きました。(笑)
次の日から毎朝1時間早く起きることにしたのです。
友人の言葉通り、実際に掃除機をかけてみると、とても気分が良い。
早起きに慣れるまでは辛抱が必要ですが、それ以上に、毎日清々しい気分で過ごせるのです。
平日でぐちゃぐちゃになったリビングを片付けるために土日に2~3時間かかっていたことを考えると、毎朝の10分間のほうが結果として時短になっています。
加えて、掃除機をかけるという単純作業がちょうど良い瞑想になっているようで、毎日の自分のコンディションがわかるようになりました。
朝活の一つとして、おススメのルーティンです。

②作家さんの芸術作品を置いてみた。
二つ目に取り組んだのは、リビングや玄関など、自分が大切にしたい場所に芸術作品を置くことです。
私の場合、姫路市の伝統工芸品や、姫路市内の作家さんのアートを置きたいと思っていたところ、ちょうど良いタイミングで両方とも購入することができました。
現在は、玄関に明珍本舗さんの「明珍火箸」という風鈴、リビングには上記の蝶々の作品を飾っています。
それまでは、毎朝焦りながら(たまに怒りながら汗)娘たちをこども園へ送り届けていたのですが、玄関に風鈴を飾ってからは、気が急くことが少なくなりました。
またリビングにアートを置いたことで、「このちょうちょかわいいね~」と娘たちとコミュニケーションをとる機会も増えました。
芸術作品がそこに存在するだけで、玄関やリビングという空間全体が浄化されたように変化するから不思議です。
ポイントは、購入を急がないこと。
本当に好きな作品に出会ったときが、購入するタイミングなのだと思います。
③寝る前にアロマを取り入れてみた。
三つ目に、睡眠の質を改善してみました。
疲れが取れない原因の一つとして、睡眠の質が低下していると感じていました。
長時間寝ても眠い。しっかり寝たのに起きられない。
加齢に伴う変化なのかわかりませんが、20代の頃と比べると、明らかに睡眠の質が低下していました。
私の場合はアロマテラピーでよく眠れるようになりましたが、寝具を見直したりするのも効果的かと思います。
寝る前に考え事をすることも多かったのですが、「心配しすぎても仕方ない」と、気持ちが安定するようになりました。
よく眠れるようになると、毎朝の掃除も、気持ちにゆとりができるようになりました。
そして、毎朝リビングがきれいで、心身ともにゆとりができると、朝食のメニューが一品増えるようになりました。(笑)

取り組んだのは些細なことでしたが、自宅が整ったことで、自分を含めた家族全員が心地よく過ごせるようになりました。
仕事も家庭も地域活動も、やらなければならないことも、やりたいこともたくさんあります。
全部やることはできないので、私ができること(can)、私に求められていること(must)、私がやりたいこと(will)のバランスを取りながら、日々取り組んでいきたいな、と思っています。
お読みいただきありがとうございました。