【読書記録】公務員女子のおしごと相談室

9月23日に発売された村川美詠さん著「公務員女子のおしごと相談室」。

予約していた近所の本屋さんにやっと取りに行けたので、ワクワクしながら一気に読了しました。(読み始めたら止まりませんでした^^)

美詠さん(と呼んで欲しいとご本人が仰っておられます。)は、常にオープンで、しなやかで、オンラインセミナー等でお話しさせていただく度にエネルギーのシャワーを浴びるような存在です。

そんな美詠さんが二冊目を出版されるということで、今回はあらかじめ近所の本屋さんに予約をして(!)、拝読できる日を楽しみにしていました。

今日のブログでは、著書に記されているサプリのようなお言葉について、いくつか紹介させていただきます。

【目次】

  1. ようこそ!公務員女子の「相談室」へ
  2. 公務員女子のお悩み相談 仕事編
  3. 公務員女子のお悩み相談 私生活編
  4. 公務員女子よ、地図を広げよ

 

両立は無理、どっちも立たせようとすると、自分が倒れてしまいます。

これは、3章「公務員女子のお悩み相談 私生活編」の中の、「ワークとライフのバランス」の項目に出てくる言葉です。

この言葉は、私も過去に身をもって体験した状態であり、今回拝読して最も突き刺さったものでした。

「仕事も手を抜きたくない。冷凍食品は使わず、子ども達に栄養のあるものを食べさせたい。子ども達に向き合う時間もしっかり確保したい。」

育児休業から復帰した当時は、仕事、家事、育児をほぼすべて一人で担い、どれも立たせようと肩に力が入っていました。

すべてを120%こなそうとした結果、張り詰めていた糸が切れたように、インフルエンザに感染し体調を崩してしまいました。

一人で頑張り過ぎたことにより、かえって職場にも家族にもご迷惑をお掛けしてしまったのです。

今では「両立は無理」と認識を改めて、夫に同程度家事を担ってもらっています。(もちろん、どちらかの繁忙期はどちらかに負担がかかることはありますが、そこは助け合いで成り立っています。)

また家事だけでなく、子ども会やPTAの役割についても、どうしても仕事に穴をあけられないときは、友人に代わってもらうこともあります。

困ったときに「助けて」と言える存在がいてくれることは、本当に有り難いです。

ただその反面、子どもが成人するまでの間に「女性が担う役割」として暗黙のルールとされているものが数多く存在していると感じます。

家事も、育児も、仕事も、一人で担えられるものは一つもありません。

それは、女性だけでなく男性も同じだと思います。

今職場等でしていただいているフォローの御恩は、自分の子育てが落ち着いた頃にお返ししたいと思っていますが、申し訳ない気持ちがよぎること多いです。

例えば「警報が出て学童が休みになった場合、子どもをどこに預けるか」といった段取り一つ、将来の自分にとって無駄なことは何一つないと、今の私は信じることしかできません。

その点、美詠さんの著書では「人生無駄な経験は何一つない」と断言されています。

これまでのご経験から確信を持って言い切ることができるのだと思いますが、“言い切ってもらえる”だけで、先の見通しがつきにくい子育て中の30代は、救われたりするものです。

  

強みを凶器にしてはいけません。

本著は、これから踏み出そうとする中堅クラス等を対象としているそうですが、この言葉は、まさに中堅以上の職員が気を付けなければならないと思いました(自戒を込めて)。

20代、30代、40代、50代で見える景色は、まったく異なっているのだと思います。

もちろん、40代、50代から見ると、20代、30代が頼りなく見えることが少なからずあるのだと思いますし、逆に、20代、30代から見て、「昔はこうだったと言われても」という場面もあると思います。

地方公務員法第32条で上司の命令に従う義務が定められているからこそ、上司になったときに、自分の「強み」であり部下の「弱み」である部分については特に伝え方等を配慮したい、と改めて思いました。

著書では「ストレングス・ファインダー」についても触れてありますので、よろしければお試しください。

私は育休復帰する前に購入したのですが、今でも自己理解に役立っています。

 

悩んでいることは、誰の課題?

1章から読み始めて、最も気持ちが軽くなったのがこの言葉です。

仕事をしていると、日々いろいろな出来事が起こります。

うまくできたこと、できなかったこと。

気持ち良かったこと、良くなかったこと。

ご機嫌で過ごせる日もあれば、凹む日も当然あります。

帰宅前には努めて「仕事モード」をオフにするようにしているのですが、子ども達を前にしても切り替えがうまくいかない日もあります。

著書には、「悩み事には2種類あります。それは、自分の課題と、自分じゃない他人の課題です。」と書かれているのですが、まったくその通りだと納得しました。

自分の課題であれば、解決策を考えることができます。

自分以外の課題であれば、悩んでも仕方ありません。

切り替えがうまくいかないときは、悩んでいる内容が自分の課題なのか、相手の課題なのかを、一度冷静に考える習慣をつけたいと思います。

   

長崎県諫早市障害福祉課長・村川美詠さんのお言葉、いかがでしたでしょうか?

一冊目の著書「公務員女子のおしごと帳」は、「仕事の所作についてのヒント」が中心の印象でしたが、二冊目の「公務員女子のおしごと相談室」は、悩める子育て公務員に対する「私生活を含めた生きるヒント」がたくさん盛り込まれていました。

男女雇用機会均等法の施行以降、美詠さんのような職員さんたちが歴史をつくってきてくださったからこそ、私たち30代は、こうして「ヒント」となる著書を拝読できるのだと思います。

これまで積み上げられた歴史に感謝するとともに、さらに20年後、子どもが成人する頃までに、女性だけでなく誰もが働きやすい環境を整えておく使命を担う世代なのだと、決意を新たにしました。

 

お読みいただきありがとうございました。

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