休日に家族でお出かけしなくなってから、二か月が経ちました。
緊急事態宣言発令後、休業中・休職中の方など、大変な思いをしておられる方はたくさんいらっしゃると思います。
姫路市でも、特別定額給付金担当が設置されるなど、新型コロナウイルス感染症関連部署では多くの職員の方が懸命に取り組んでいらっしゃいます。
このような状況の中、私にできることは、「自分と家族が感染しないよう外出を自粛すること」と「出来る限り平常心で過ごすこと」であると考え、今日は、普段心掛けていることについて振り返ってみたいと思います。

①子ども達に役割をお願いする
致し方無いとはいえ、この度の生活の変化に、我が家の娘たちも苛立ってケンカになる場面が増えました。
感情を抑え過ぎると余計にストレスが溜まってしまうので、できる限りお互いの意見を聞くようにしていますが、運動量の不足や好奇心が満たされない日が続くと、親のほうも“心穏やかに”とはいかない日が増えてしまうのが現状です。
そこで我が家では、普段親が行っている家事を、子ども達に任せることにしてみました。

娘たちが特に好きな家事は、料理。
自分が関わることで料理が完成するという達成感が嬉しいのか、お願いしなくても、毎日喜んで担ってくれます。
これは、毎日当たり前にこども園に通っていたときには見られなかった変化なので、言い換えると、「こども園で満たしてもらっていた時間」なのだと気づきました。(こども園の先生方に心から感謝です^^)
子ども達を見ていると、「役割」というのは、結果として上手に果たせても果たせなくても、「与えられることによって人が活きるもの」なのだと思いました。

②子ども達のアイディアを形にする
自宅で過ごす時間が増えてから、子ども達が「お母さん、これやってみたい!」と発案してくれる機会が増えました。いや、もしかすると、これまでは私が聞き逃していたのかもしれません。
緊急事態宣言の発令以降、業務に支障のない範囲で子ども達と過ごす時間を大切にしているのですが、子ども達のアイディアにより、たくさんの楽しい時間を過ごさせてもらっています。
写真の「チョコバナナ」も、見た目は美しくないかもしれませんが、味も、それからチョコレートを溶かしてバナナにつけていく過程も、家族が笑顔で過ごせたかけがえのない時間となりました。
仕事であれば結果を追求すべき場面も多いですが、子どもとの時間を育むときは、「過程という経験を追求する」と決めてモードチェンジすると、お互い健やかに過ごせるような気がします。

③親も楽しめる遊びを
平日、仕事から帰宅したあとに“お手伝い”をされるのは、断りたくなる日もあるのが正直なところです^^;
そんなときは、親のほうも無理をしないようにしています。
「今日はお母さん疲れてるから、お休みの日に一緒に作ろうね。」と説明すれば、6歳と4歳の娘たちは、納得してくれるようになりました。(2年くらい前までは泣いていた気がします。)
休日は、娘たちとの約束を守るべく朝から頑張る日もありますが、約束をするのは親も楽しいと思える遊びだけにして、それ以外の遊びについては、はじめから約束しないようにしています。
今はできるだけ無理をせず、食事、睡眠、それからストレスマネジメントを心掛けて、乗り切っていけたらと思っています。

ちなみに、在宅勤務をしている夫のため、毎朝早起きして昼食を作らなければならなくなったことが、今の私の一番のストレスです(笑)
皆さんは、どんなことにストレスを感じますか?
お読みいただきありがとうございました。