こんにちは。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、我が家も引き続き自宅でのんびり過ごしています。
近所のスーパーマーケットにさえ家族全員で買い物に行かなくなり、「寂しい~」と言う場面もありましたが、おうちにあるものを総動員して新たな「ごっこ遊び」を考え出す娘たちを見ていると、たくましさを感じました。
さて今日は、忙しく外出していたときは聞き逃していたかもしれない出来事について、書いていきたいと思います。

他愛ない会話から、長女からこんな質問を受けました。
「お母さん、ヒトってどうやってふえたの?」
以前、「〇〇ちゃんはお父さんとお母さんが結婚して生まれたんだよ。」という話をしたことがあったので、男性と女性から赤ちゃんが生まれるという事象を覚えていたようでした。
長女は続けてこう言いました。
「さいしょのさいしょは、男の人と女の人がひとりずついたの?その男の人と女の人から、赤ちゃんが生まれたの?」
「そうだね。」ということも簡単でしたし、忙しくしていたらそう切り返すこともあったと思いますが、“のんびり”していたので、こう答えました。
「さいしょのさいしょは、人間は人間じゃなかったんやで。その前はお猿さんだったんや。」
このとき、長女と次女の瞳が、キラリと光りました。
「ヒトはお猿さんだったの?!」
「お猿さんがヒトになったの?!」
「ねぇお母さん、おしえて!!」
百科事典を取り出して人類の進化について説明すると、子ども達は満足した表情になりました。
最も難しく感じたのは、“350万年前”などの時間軸の説明。
6歳と4歳に対する説明として、「おばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんの、ずーっと昔のおばあちゃんの時代」と伝えましたが、ここはもう少し工夫できたかと思います^^;
「お猿さんの前は恐竜で、その前はお魚さんで、、、」
こんな説明をしていたら、学校の先生方の説明力と対応力を、尊敬せずにはいられなくなりました。
また同時に、こんなやり取りから子ども達の好奇心に火がつくんだなぁと、私にとっても良い学びとなりました。

外出自粛が続いていますが、子ども達とのんびり過ごす中で、「教育の基本は家庭」という言葉を思い出した休日となりました。
お読みいただきありがとうございました。