前回の記事「マミートラックに乗らない方法②」では、「希望は遠慮せずに伝える」と書きました。
私はどちらかと言うと“気にしい”なので、育児休業から復帰するまでは、異動希望等を主張すること自体、思い浮かんだこともありませんでした。
けれど、育児休業中、自分の人生(=轍、キャリア)を見つめなおす中で、時には自分の希望を主張することも大切だということに気づきました。
きっかけは、出産。
長い間育児を楽しめず、子ども達の前で笑顔になれない日が多かったので、私自身のためにも、それから家族のためにも、「母親がゴキゲンに笑っていられるほうが良い」と強く思った、というのが本音です。
なので今日は、仕事を通して、母親がゴキゲンに笑っているために欠かせないと思うポイントを紹介したいと思います。

③パートナーと働き方について相談する
実感として、女性が働きながらゴキゲンでいるためには、これが必須条件だと思います(汗)。
今でこそ夫は育児家事を対等に担ってくれるようになりましたが、育児休業から復帰した当時は、いわゆるワンオペ育児をしていました。
結果、ワンオペ育児に疲れ果て、仕事もそれ以外も頑張れなくなってしまったのですが、当時は「仕事もして育児家事もしてる私、すごいでしょ!」と強気の姿勢を崩せませんでした。(思い返せば、これが一番の失敗でした^^;)
ワンオペ育児をせざるを得ない家庭もありますし、ワンオペ育児をこなせてしまう優秀な女性も多いと思います。
でも、仕事と育児家事をすべて母親一人で担うなんて、業務の質・量から考えると不可能だと私は思っています。
私たちの親世代では、ご両親と同居したりして、大人の手が多くありました。
核家族化が進んでいる現在ではワンオペ育児になるケースが増えてきましたが、家庭の役割を女性一人で担わないことが大切だと思います。
私自身、「本当はもっと働きたい。」という本音に長い間気づかないふりをしていたのですが、昨年4月に異動になったことをきっかけに、夫と話し合いを行いました。
すると夫は、「俺も頑張るよ。」と言ってくれ、育児家事を対等に担ってくれるようになりました。
今では、「夫の仕事が忙しい時期は私が育児家事多め」「私の仕事が忙しい時期は夫が育児家事多め」というように、お互いが無理しない範囲で助け合うパートナーシップを築いています。
この関係性にたどり着くまでには、紆余曲折あり、10年間かかってしまいましたが(汗)、10年間かかっても、我が家にとってしっくりくるパートナーシップを築けて良かったと思っています。
そのために必要だったのが、幾度に渡る家庭内ミーティング(笑)。
ぶつかってしまい、話し合いにならなかったことも何度もありましたが、近しい関係だからこそ、根気強く時間をかける必要があったんだと、自分を納得させています。←笑
子どもを持って働き続けることは、本当に大変です。
ただでさえ大変なので、一人で抱え込んではいけません。(私はとてもしんどかったので、ここは強調させてください^^;)
母親は、太陽のように笑っているのが一番です!!

お読みいただきありがとうございました。