I Love Himeji Project主催の、第三回姫会議~地域子育て多世代交流~を開催しました。
(イベント情報はこちら。)
開催日の4日前に企画されたイベントだったにもかかわらず、4名の方が参加してくださいました。
姫路市は自治体加入率が9割を超えており、全国的にも地域活動が活発な自治体です。
「自治会」「子ども会」「PTA」「婦人会」など、いくつかの地域活動がありますが、今回は母としての大先輩である50代女性、綾部さんと下津さんをお招きし、それらの活動についてや、地域の課題について本音で対話する場となりました。
「そもそもPTAって何の略?」
「大変なイメージがあるけれど、実際どうだったの?」
「子ども会ってなぜ必要なの?」
など、たくさんの質問が投げ掛けられ、その回答からさらに話が発展。
(回答は、PTA=Parent-Teacher Association、子ども会は災害時の対応のために必要、近所に知り合いが少ない人程PTA役員を経験したほうが良い、PTAは楽しかった、自分が楽しくなるようにやり方を変えた、というものでした。)
参加者の皆様の人柄もあって、
「そもそもコミュニティが希薄になったのはなぜ?」
「自己価値を上げていくにはどうしたらよいの?」
「信頼を築くにはコミュニケーションが大切!」
「今、創っていこう!」
など、熱意あふれた真面目な話を、楽しく大笑いしながら語り合うことができました。
今回、小学校教諭、元高校教諭兼ピアニスト、地域コミュニティ運営者、個性心理学セラピストなど、多種多様な職業の方が参加してくださったのですが、
地域に課題意識を持ちながら、「課題解決のために自分にできることは何なのか?」と、自分事として考えていらっしゃる方ばかりでした。
課題は、ある。
けれど、愚痴ばかりでは変わらない。
「解決のために今の自分に出来ることをやっていきましょう!」
という共通認識で締めくくられた空間には、お一人お一人の強い信念を感じました。
イベント名のとおりの「多世代での意見交換」を実現できたこと、また当初のイベントの狙いではありませんでしたが、結果として「子ども同士の交流」も実現できたことが、個人的にとても嬉しかったです。
安心・安全の土台となる「場」があり、「人」が集い、「話」が弾めば、自然と化学反応が起こるんだなぁと、私自身も大きな学びをいただきました。
はじめは、その一歩を踏み出しにくいかもしれません。
一歩踏み出すこと自体、とても怖いかもしれません。
私自身もそうだったので、とてもよくわかります。
けれど一歩踏み出して人に出会うことで、安心したり、自分の価値観に気づいたり、次の一歩に繋がったりするのだと思います。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、笑いあり、学びあり、とても有意義な時間を過ごすことができました。
次回も形を変えて、このような場を開催できたらと思いますので、よろしければご参加ください。
お読みいただきありがとうございました。