昨日、姫路市立小学校教諭の先生方が主催する、生活・総合自主研に参加してきました。
「生活・総合自主研」は、小学校の総合学習を担当した先生方が中心となり、二年ほど前から活動を開始。以後定期的にこのような勉強会を開催しているそうです。
昨日の勉強会には約20名の方が参加され、熱心な場面あり、笑いありの、楽しく学べる時間となりました。
先日ご縁をいただいた手柄小学校の三浦先生から、小学校教諭でなくても参加可能と伺い、仕事終わりに子連れで飛び入り参加させていただきました。
部外者(あえてこのように表現させていただきます)から見て何よりも新鮮だったのは、先生方の、リラックスした楽しそうな表情でした!!
私が小学生の頃は、「先生=無口、真面目」というイメージで、こんなふうに生き生きとした先生方を見た記憶はほとんどありません。(母校の先生方ごめんなさい。)
昨日参加されていた先生方は、皆様朗らかで、ユーモアがあって、何より心から仕事を楽しんでいらっしゃる印象でした。
勉強会の内容としては、「同じグループのある方の魅力を伝える」というワークショップで、先日東京で行われた「NHK for School×アクティブラーニング」に参加した姫路市立糸引小学校の坂口先生が学びの還元のために企画されたものでした。
「対話的」「主体的」「協働的」な学びの要素が見事にデザインされたワークショップで、グループ毎に一体となりプレゼンテーションを作り上げることができました。
「しらべる」「まとめる」「つたえる」方法を学習した後のグループ発表では、すべてのグループでその方の魅力が存分に引き出され、巧みに魅力を伝えられていました。
個人的におもしろいと感じたのが、グループによって、構成や時間配分、発表の方法などが異なっていたこと。
同じものを学習し、同じように集っても、グループに所属するメンバーにより、その特徴が表れているのだろうなぁと、非常に興味深かったです。
司会進行を務めてくださいました玉元先生と坂口先生がきちんと下準備されていることを体感でき、先週開催したイベントをきっかけに今回の勉強会を子連れOKに変更してくださった柔軟さと、参加者の先生方の分析力、構成力、プレゼンテーション能力の高さに驚きました。
子ども達にも配慮してくださり、ありがたかったです。
私自身、将来地域の小学校に子ども達を入学させる、4歳と2歳の二児の母ですが、今回、こんなふうに仕事を楽しんで、且つ勉強熱心な先生方がいらっしゃるという事実を知れたことが、最も大きな収穫でした。
学校教育には漠然とした不安があったのですが、こんな先生方がいらっしゃる姫路市の未来は、可能性にあふれていると感じました。
(自主研の内容が掲載されている、三浦先生のFacebookはこちら)
百聞は一見に如かず。
行動すると、世界が広がりますね。
楽しい学びの場を設けてくださった主催者の方々、ありがとうございました。
出逢ってくださった皆様にも、感謝です。
お読みいただき、ありがとうございました。