I Love Himeji Project主催のイベントで、姫路市立手柄小学校教諭の三浦一郎先生をゲストとしてお招きしたワークショップを開催しました。
(イベント詳細はこちら)
育児休業中の小学校教諭の方が多く参加してくださり、教師という職業や、復職後の不安などについて、ざっくばらんに語り合う場となりました。
三浦先生は、本業のかたわらプライベートの活動で地域の方と交流を深め、その活動を起点として仕事での課題解決に繋げていらっしゃる、いうなれば、“まちに飛び出す先生”です。
小学校における総合的な学習の時間の中で、子ども達がまちを歩き地域の魅力を発見するという、「手柄まちの未来プロジェクト」(姫路市提案型協働事業名は「総合的な学習の時間を活用した地域のネットワークづくり事業」)を実践され、
一般的な学校教育における受動的な学習ではなく、体験知による能動的な学習を子ども達に体験してもらうにはどうすればよいのか?
地域への愛着を育むにはどうすればよいのか?
という点を熟慮したプロジェクトを形にされました。
その姿勢からは、「これからの時代に必要な教育とは何なのか?」を探求する熱い想いが伝わってくる一方で、純粋に、人との対話が楽しくて仕方ない!と瞳を輝かせるような一面が垣間見えました。
所要時間は2時間を予定しておりましたが、三浦先生と参加者のみなさまのとの対話が想像以上に白熱し、「まだ話したりない!」という言葉が聞こえてきそうな雰囲気の中終了。
(話が途中だった方、本当にごめんなさい。三浦先生からご提案いただいたえんたくんでのグループワーク、素晴らしかったですよね。)
最後に、「今後やってみたいことや、行動してみようと思ったこと」をKP法で発表していただいたら、お一人お一人、前向きで、未来を見つめた、とっても素敵なお言葉を聞くことができました。
以下、感想をご紹介させていただきます。
という具体的な企画が持ち上がったり、
という仕事へのモチベーションアップに繋がったり、
という積極性の向上に繋がったり、
と次回の開催を希望してくださるお声をいただいたり、
本当に、開催した私がビックリするくらい(笑)、
安心・安全な場で「本音」を話すという、
場の力
の重要性を感じました。
これからのまちづくりを考えるとき、私は、
本音で対話すること
がとても重要だと思っています。
なんとなく感じている不安、
なんとなく感じている違和感、
なんとなく感じている課題感。
そういうものを感じているのは、あなただけではないかもしれません。
人が集まって成り立っているのが、まち。
まちは、人なのです。
ちなみに今回、教師ではない私がなぜこの会を主催したのかというと、三浦先生との対話の場を設けたら喜んでくださるであろう方々の顔が浮かんだからなのですが、
終了後、参加者の方から「こんな機会を作ってくれてありがとう」というあたたかい言葉をいただき、ほろっと泣きそうになったのはここだけの秘密(笑)
ありがとうと言ってくださり、ありがとうございます。
三浦先生、ご参加いただいた皆様、有意義な時間を、本当にありがとうございました。